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  • 殺虫殺菌剤 【 モレスタン水和剤 】 500g
有効成分: キノキサリン系 ・・・ 25.0% 
毒性: 普通物
使用量および適用作物: 製品ラベルの記載を守ってご使用下さい。

●適用作物・害虫及び使用方法
ジャストミート顆粒水和剤 100g【殺菌剤】
硫黄粉剤50 3kg【殺菌剤】

●くん煙法・常温煙霧法
硫黄粉剤50 3kg【殺菌剤】

●特長

・各種作物のうどんこ病に効果高く、コナジラミ類にも効く。
・ハダニ類の成幼虫をはじめ卵に対しても効果が高く、サビダニにも有効。
・天敵や訪花昆虫などの益虫に対しても悪影響の少ない薬剤。

●効果・薬害等の注意

・ボルドー液等アルカリ性薬剤との混用はさける。
・盛夏の高温時及び、施設内の高温時での使用は、薬害を生ずるおそれがあるので、所定範囲内での低濃度で使用する。又、定植直後や幼苗、軟弱苗等には使用しない。
・みかんの盛夏高温時、いちごの収穫間近(果実が白味をおびる頃)での散布は、薬害を生ずるおそれがあるので使用はさける。
・コナジラミ類に対しては2令幼虫~成虫に対する効果は低いので発生初期の卵の多い時期に散布する。
・本剤をはすいも(葉柄)に使用する場合、葉面の薬液溜まりの部分に褐変を生ずることがあるので注意する。
・蚕に対して影響があるので、桑に使用後5日間は蚕に桑葉を給餌しない。
・樹木類に使用する場合、薬害を生ずるおそれがあるので、開花期及び新葉展開期の使用をさける。
・本剤の連続使用は、ハダニ類の薬剤抵抗性の増加や薬剤耐性菌の出現等により効果が減ずるおそれがあるので、過度の連用をさけ、他の薬剤との輪番で使用する。
・ハウス等の常温煙霧又はくん煙用として使用する場合は特に次の事項に注意する。
 1)煙霧用として使用する場合は、専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧する。特に常温煙霧装置の選定及び使用にあたっては病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
 2)くん煙用として使用する場合は、専用のくん煙器(蒸散器)により所定の方法でくん煙する。
 3)作業はできるだけ夕刻行ない、作業終了後煙霧の場合は6時間以上、くん煙の場合は12時間以上密閉しておく。できれば翌朝までそのままとし、開放後十分換気して入室する。
 4)作業中及びハウスの密閉中は室内に入らない。やむを得ず入室する場合は防護マスク、長袖作業衣、手袋等を着用する。
・ポインセチアに使用する場合、品種によっては苞葉に薬害を生ずることがあるので、苞葉着色後の使用はさける。
・適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

●安全使用上の注意

・粉末は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受ける。
・粉末は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
・使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
・作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
・かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
・くん煙及び常温煙霧中はハウス内へ入らない。また、くん煙及び常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室する。
・街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜に被害を及ぼさないよう注意を払う。

●魚毒性

水産動物に影響を及ぼすので、くん煙および煙霧中は水産動物を飼っている水槽などを置かない。

●保管

・密封し、直射日光を避け、食品と区別して、子供の手の届かない冷涼・乾燥した所。

・漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収する。
・移送取扱いは、ていねいに行う。
・空袋は圃場などに放置せず適切に処理する。