浸透移行性や浸達性(葉の表から裏へ薬剤が移行すること)、ガス効果は期待出来ません。 従って、散布ムラがあると効果が不安定になることが想定されますので、丁寧に散布して下さい。 また、茶を除いた果樹や果菜類で収穫前日まで使える「使い勝手のよい薬剤」です。 |
1. | 使用前には必ず容器を振り、使用量に合わせ薬液を調製し、使い切って下さい。 | ||
2. | 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の表裏に十分に散布して下さい。 | ||
3. | ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布ムラのないようにていねいに散布して下さい。 | ||
4. | ハダニ類は薬剤抵抗性が発達し易いので、できるだけ年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用して下さい。 | ||
5. | 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節して下さい。 | ||
6. | ボルドー液との混用はさけて下さい。またボルドー液との近接散布は14日以上間隔を開けて下さい。 | ||
7. | 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。 | ||
8. | 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けて下さい。 | ||
9. | 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。 作業後は直ちに手足、顔等を石けんでよく洗い、うがいをすると共に衣服を交換して下さい。 | ||
10. | 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。 | ||
11. | かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。 |
● | 直射日光のあたらない低温な場所に密栓して保管して下さい。 |